セルフケア向上による根本治療の提供

当院の診療コンセプト

池袋駅東口徒歩7分・東池袋駅徒歩2分にある歯医者「シールズデンタルクリニック東池袋院」では、「セルフケアの向上による根本的な治療の提供」をコンセプトに、患者さま一人ひとりに合わせた口腔内の環境改善方法をご提案しています。「治療したのにまた虫歯ができてしまった」「治療を終えた箇所が短期間で再治療になってしまった」――このようなご経験をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。従来の歯科治療では、こうした負の連鎖を断ち切るのが難しいと考え、当院では予防に重点を置いています。

セルフケアとは

歯科におけるセルフケアとは、自分自身で日常的に行うお口のケアを指します。これは、歯科医院で行われる専門的な治療やクリーニングとともに、むし歯や歯周病などの口腔内疾患を予防するための重要な役割を果たします。セルフケアの中心となるのが、毎日のブラッシングです。正しいブラッシング方法を習得し、適切なタイミングで実践することで、歯の表面や歯と歯の間に溜まったプラーク（歯垢）を効果的に取り除くことができます。これにより、むし歯や歯周病のリスクを大幅に減らすことができます。また、歯間ブラシやデンタルフロスの使用もセルフケアにおいて非常に重要です。歯ブラシだけでは届きにくい歯と歯の間の汚れやプラークを取り除くためには、これらの道具を併用することが不可欠です。加えて、適切な食習慣や生活習慣もセルフケアの一環です。砂糖を多く含む食品や飲料を控えることで、むし歯の原因となる酸の生成を抑え、歯の健康を保つことができます。また、定期的な歯科検診やクリーニングを受けることで、自分では気づきにくい問題を早期に発見し、適切な対処が可能になります。セルフケアをしっかり行うことは、健康なお口を維持し、将来的な歯科治療の必要性を減らすために非常に重要です。毎日のケアに少しの工夫を加えるだけで、お口の健康状態を大きく改善することができるのです。

予防について

歯科における予防とは、むし歯や歯周病などの口腔内疾患が発生する前に、それを未然に防ぐための取り組みを指します。予防は、歯科治療の中でも非常に重要な要素であり、定期的なケアと適切な生活習慣を通じて、歯や歯ぐきの健康を長く保つことができます。予防の基本となるのが、毎日のセルフケアです。正しいブラッシングの習慣を身につけることで、歯に付着するプラーク（歯垢）を取り除き、むし歯や歯周病の原因を減らすことができます。また、歯間ブラシやデンタルフロスの使用は、歯と歯の間に溜まりやすい汚れを効率的に除去し、さらに予防効果を高めます。加えて、定期的に歯科医院でプロフェッショナルなクリーニングや検診を受けることも、予防の重要な一環です。歯科医師や歯科衛生士が行うクリーニングでは、セルフケアだけでは取りきれないプラークや歯石を取り除き、口腔内を清潔に保つことができます。また、定期検診により、早期のむし歯や歯周病の兆候を見つけ出し、初期の段階で治療を行うことで、深刻な問題になる前に対処できます。さらに、予防には健康的な生活習慣の維持も含まれます。バランスの取れた食事や適度な運動、ストレス管理は、お口の健康に直接影響を与えるため、これらも予防の一環と考えるべきです。歯科予防の目的は、健康な歯をできるだけ長く保つことです。そのためには、日々のセルフケアと定期的な歯科ケアを組み合わせることが不可欠です。予防に力を入れることで、将来的な大がかりな治療のリスクを減らし、快適な生活を送ることが可能になります。

定期検診とプロフェッショナルクリーニング

定期検診とは、歯科医師が定期的にお口の中をチェックし、むし歯や歯周病の早期発見・予防を行うものです。これにより、症状が進行する前に適切な処置ができます。プロフェッショナルクリーニングは、歯科衛生士が行う専門的な清掃で、毎日のブラッシングでは取りきれないプラークや歯石を除去します。このケアを定期的に受けることで、お口の健康を長く維持することができます。

日常のセルフケア

日常のセルフケアとは、毎日の生活の中で自分自身で行うお口のケアのことを指します。主なセルフケアには、正しいブラッシング、歯間ブラシやデンタルフロスの使用、そしてバランスの取れた食生活が含まれます。これらの習慣を継続することで、むし歯や歯周病の予防につながり、お口の健康を保つことができます。日常のセルフケアは、歯科医院での定期検診と組み合わせることで、さらに効果的な予防が可能になります。

フッ素塗布

フッ素塗布とは、歯科医院で歯にフッ素を直接塗る処置のことです。フッ素は歯のエナメル質を強化し、むし歯の原因である酸に対する抵抗力を高める働きがあります。特に、むし歯になりやすい子どもや、歯の再石灰化を促進したい方に有効です。フッ素塗布は簡単で痛みもなく、定期的に行うことでむし歯予防の効果が期待できます。自宅でのセルフケアと併用することで、さらにお口の健康を守ることができます。

シーラントの利用

シーラントとは、むし歯になりやすい奥歯の溝を、歯科用の樹脂でコーティングする予防処置です。奥歯の溝は食べ物やプラークが溜まりやすく、むし歯のリスクが高いため、特に子どもの乳歯や生えたばかりの永久歯に効果的です。シーラントを施すことで、歯の表面が滑らかになり、むし歯菌の侵入を防ぐことができます。処置は短時間で痛みもなく、定期的にチェック・再施術を行うことで、長期間むし歯予防の効果を維持することができます。

食生活の改善

食生活の改善とは、むし歯や歯周病の予防を目的に、日常の食事内容や食習慣を見直すことを指します。具体的には、糖分を多く含む食品や飲料を控え、バランスの取れた食事を心がけることが大切です。特に、食事や間食の回数を減らし、食後にはブラッシングを行うことで、口腔内の酸性環境を抑え、むし歯のリスクを軽減できます。さらに、カルシウムやビタミンを豊富に含む食品を摂ることで、歯や歯ぐきの健康をサポートすることができます。

当院の予防

当院では予防に力を入れており、その中でも特に「セルフケア」に重点を置いています。定期的なクリーニングやメンテナンスにお越しいただくことはもちろん重要ですが、それ以上に、患者さまご自身が毎日行う歯磨きの質を高めることがより重要だと考えています。そのため、セルフケアをサポートするためのさまざまなオプションやツールを提供しています。例えば、院内で精製した口腔ケア用の殺菌水を患者さまにお渡ししています。予防の中でも「セルフケアの向上」に特化している点が、他の歯科医院との違いです。

歯の定期検診を受ければよかった

2012年11月号の「PRESIDENT（プレジデント）」特集記事で、「リタイア前にやっておけばよかった後悔ベスト20」が紹介されました。55歳から74歳の男女1000人を対象に「今何を後悔していますか？」というアンケートを行ったところ、「健康」に関する項目で最も多かったのは、「歯の定期検診を受けていればよかった」という回答でした。

お口に関する「負のサイクル」

当院では、問題のある部分だけでなく、お口全体の状態をしっかりと把握しながら治療を行います。原因となる歯に加え、隣接する歯や噛み合わせ、さらには反対側の歯も確認し、必要があれば治療をご提案いたします。このように「一口腔単位」でのアプローチを取り入れることで、患者さまのお口の健康を総合的に維持・向上させることを目指しています。また、5年、10年先を見据えた治療計画を立て、「今、本当に治療が必要か」を慎重に判断し、本当に必要な治療だけを適切な時期に行うよう努めています。そのためにも、患者さまにはお口の状態を長期的かつ定期的にチェックさせていただくことが大切です。病気の早期発見と手遅れを防ぐために、予防の重要性をご理解いただければ幸いです。